よくある不具合とは？品質事故ゼロを目指して＃2

今回はよくある不具合（施工ミス）についてお話しします！！

 

あっちゃいけない施工ミスなんですがやはり人間がやることなのでどーしてもミスはあります。

 

誰しも最初は素人なのでそれもミスはどうしてもあるんですよね、、

 

それでは前回のブログ

でも書いた不具合内容から抜粋してみてみましょう！

 

 

まず一番多かったのが、圧倒的に

 

【フロンガスの漏れ】

 

ですね！

 

これは原因は様々ありますがやはり多いのはフレア接続部からの漏れですね、、

 

原因は

□フレア部のバリが取れてなくて隙間ができる

□フレア加工に失敗

□締め付け不良

□締め付け過ぎてフレア加工した所が潰れる

 

多くはこんなとこですかね！！

 

 

 

これらを防ぐために配管を切る時にバリが出ないように切らなきゃいけないんですが、どうしても少し出てしまう時があります、、

 

そんな時はバリを専用工具

で除去するんですが、その手間を惜しんだりすると漏れます、、

 

 

 

それとフレア部の締め付けトルクって決まってるんですよね。

 

なのでトルクレンチっていう工具もあります。

 

 

後は配管を溶接した箇所の漏れもあります。

もちろん目視で確認するんですが中々見つけられない時もあるんですよね、、

 

 

 

メーカーや先人たちが工夫して漏洩事故を防ごうと知恵を出して、それを伝えてきたんですが、やはり漏れるときは漏れるんですよね、、

 

 

 

なので冷媒配管工事には【耐圧試験】ってのがあります！！

 

少し割愛しますが、エアコンの配管には結構な圧力がかかるので、施工完了時に想定される圧力かけて漏洩していないか試験するんですよ！

 

 

圧力をかけるのは【窒素ガス】を使います。

 

空気中にも含まれている物質で、人体にも環境にも無害なので漏洩しても安全ですからね！！

 

 

 

なので弊社ではエアコン1台1台すべてにこの試験を実施しております！

 

この時点で発見することが出来ればすぐに直すことができますね！

 

これがフレア加工部の漏洩の様子です

泡が出ているのがわかりますか？

 

これは石鹸水をかけて泡が出てきてる様子です！

 

こういった検査を全台行うことで、手間はかかりますが施工ミスが無くなるので悪いことは一つもありません(‘◇’)ゞ

 

 

安心してご依頼いただくためには手間は惜しみません！

 

 

というわけで今日はこんなところで！！

 

 

 

 

【株式会社タイシン工業】

 

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